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シャモフ゛ラン新看板画像

ものをつくるひと達が支えている、この社会、
そして働くひと一人一人がそれぞれの暮らしを
営んでいる、

そんな当たり前の、そしてその普通の暮らしを
することがどれだけすごいことなのかを

みんな忘れてしまっている・・・
そんな時代な気がするのです。

私の父は私が生まれて間もなく、
小さな町工場を起こしてから
ずっと製造業を営んでいます。
幼い頃は工場で働く社員さんと一緒に
ご飯を食べ、時には遊んでもらったり
して大きくなりました。

大人になってから、両親の話をあらためて
聞くと、事業を軌道にのせるまでの長い期間、
随分踏ん張ってきたのだと知りました。

7年前、嫁ぎ先の事業を突然継ぐことになり、
いきなり50人を超える社員の社長として
会社経営を任されたのですが
社員それぞれとの様々に関わる日々
のなかで、私の中に出来上がったのは、

「社員がいてこその会社、その一人一人が
成果を出す悦びで前向きになってこそ会社も
成長出来る」、ということでした。

株や金融商品を売り買いする事で大きな利益を得る
ことと、そのための仕組みやお金の流れを中心に
動いているのは資本主義社会においては
仕方のないことかもしれないけれど、

その投資先の会社にはいいものをつくるため
日々懸命に仕事をして暮らしをたてている
たくさんの社員さんがいます。
そのリアルな生活に思いを馳せ、様々なことを
考える想像力や余裕を失った時代を生きている
気がするのは私だけでしょうか。

経済活動は人に喜んで使ってもらえる
ものを作り、それとお金を交換することから
始まって、今もそれは変わりないはずです。

「ものをつくる」こと、創る人、その熱い思いと
良質な道具をひとりでも多くの人とともに
感じ合い、共有することで、今のこの
少し忙しく、世知辛い様子を変えていく小さな
きっかけにする事ができるなら、この後の私の
仕事人としての時間とエネルギーを注いでいきたい、

そんな「思い」でシャモブランはできました。

子供の頃から、間取や配置を考えては
ノートや広告の裏に落書きをしていた私が
大学の専攻とは違う、建築の資格をとることに
なったのも、人との出会いやご縁によって実現
したものです。
そして、住まいをつくる上で大切な不動産の
知識を学び宅地建物取引主任者の資格を得た
時もまた同じでした。

その後も様々な方に教えて学ばせて頂く事の
連続で、これからもずっとそれは続いていくのだと
思います。

絵画や陶器等が好きな父に連れられて絵画を
見に行ったり、親しくして頂いている陶芸家の
先生の工房を訪れたりした子供時代の経験は
私の中の宝物となっています。

住宅設計の現場で教えて頂いた、
「当たり前を当たり前と思わない、発想力」、
優れた師に恵まれ、触れさせて頂いた料理や
お茶・花・庭など、広く様々な事やものに
触れさせて頂く中で得たことを、拙いながら
表現し感じて頂ける心地良い空間づくりに
努めていきたいと思っています。

いいもの、いいこと、いいひととの
出会いのスペース、
「SHAMOTBLANC」でお待ちしています。